下落リスクよりも上昇リスク

下落リスクよりも上昇リスク
足元の市場の焦点は来週30日の日銀金融政策決定会合でどのような追加緩和策が発表されるかに集まっている。

各種報道によれば「資産買入基金の10兆円増額」が軸とされているが、それだけではデフレ克服には不十分との意見も多い。

一部には、米FRBのQE3にならって期限の定めを設けずに前年比+1%の物価目標達成が展望できるまで買入れを続ける方針を示す案が検討されるとの報道もある。

ドル/円相場は、本日早朝に80.38円の高値を付けた後はやや弱含んでいるが、30日の会合で日銀が予想以上の追加緩和策を打ち出す可能性がある以上、週末とはいえドル売り・円買いの動きは限られるだろう。

昨日の海外市場でも79.95円から反発したように、むしろ押し目買い意欲のほうが強そうだ。

こうした中、本日は米第3四半期GDP・速報値が発表予定であり、前期比年率で1.8%の成長が見込まれている。

米GDPの結果を予測する事は困難だが、ドル/円相場については予想を下回る結果に対する反応(ドル売り・円買い)よりも予想を上回る結果に対する反応(ドル買い・円売り)のほうが大きくなるものと考えられる。