明日の日銀金融政策決定会合

~リスク性資産買入れの増額は?
明日東京時間昼すぎに、ここ数週間の円売りの一番のテーマになってきた日銀の金融政策決定会合の結果発表があります。

日銀の決定会合は、ECBの理事会やFOMCとは違って、結果発表の時刻は決まっていません。通常は12時から1時の間程度の発表が多いのですが、時間が遅くなればそれだけ新規の政策が決定されるのではないか、との見方が強まることが多く、明日の場合は、円安方向の動きになると予想できます。

明日の決定会合では、10兆~20兆円の資産買入れ等基金の増額が決定されると予想されていますが、注目ポイントは全体の金額もさることながら、CP、社債、ETF、JREITなどのリスク資産の買い入れ額の増額があるかどうか、と考えられます。

全体の基金の金額は、これまでの報道などでかなり期待感が高まっていますので、たとえ20兆円となっても、大きなポジティブ・サプライズとは言えません。それよりも、リスク性資産の買い入れ目標を現在の約6.7兆円から5兆円程度拡大すれば、総額が10兆円の増加でもポジティブ・サプライズになる可能性があります。もちろん総額20兆円増でリスク性資産5兆円、しかも買入れをすぐに実行する、ということであれば、それなりの円安効果があると考えられます。

逆に長・短期国債のみの増額で10兆円、というような内容であれば、ネガティブ・サプライズになって円高の動きとなる、と予想できます。