今週ももみあい続くが、上値重く、下値を試す動きの可能性

円安一服となれば、11月相場は要注意
 先週の予測としては、前週に日足で「上げの三空」の形となって上昇してきているので、一旦下落して押し目を形成してもいいところですが、下値では日銀の金融緩和期待で下げにくく、9000円近辺で一進一退の動きとなることを想定しました。上値を試す場合は、為替が1ドル=80円を試す場合としました。
 週明け22日(月)は、欧米株式の下落を受けて8874円まで下落するものの、円安に支えられて△8の9010円となり、23日(火)は△3の9014円と1年3ヶ月ぶりの7日続伸となりました。24日(水)は欧米株安を受けて▼59の8954円と9000円を割り込みましたが、24日(木)は為替が1ドル=80円を上回る円安となったことで△100の9055円と大幅反発しました。しかし、週末26日(金)は、日銀の追加緩和もある程度織り込んだものとして▼122の8933円と反落しました。
 今週は、30日の日銀の金融政策決定会合での追加の金融緩和策が発表される予定ですが、「10兆円程度の追加緩和」が先週報道され、それ以上のものが出なければ織り込んでしまった可能性があり、上値は重い展開が考えられます。円安が続かず企業決算の下方修正が続けば、NYダウに連動することになります。欧州株式は3ヶ月以上も高値圏にあり、11月は要注意の月となります。
 週明け29日(月)は小反発で始まりましたが円安一服で上値重く、後場はホンダの決算発表で2013年業績予想を下方修正しマイナス圏に沈み▼3の8929円で引けました。