来週(19~22日)の為替相場見通し=80円台定着を試す値動きの荒い展開も

来週の東京外国為替市場の円相場は、1ドル80円台定着を試す値動きの荒い展開が予想される。円相場は対ドルで1ドル=80円~82円、対ユーロで1ユーロ=102円~103円40銭のレンジを予想する。今週は、14日に野田総理が衆院解散に関する発言を行い、続く15日に自民党安倍総裁が「無制限金融緩和」発言をしたことで、円は一気に1ドル=81円台に乗せた。1ドル=80円を突破したことで為替市場にはトレンド変化を指摘する見方が増えている。今後は来月16日の衆院選投開票に向け、安倍氏発言などの政局動向に市場は左右されそうだ。来週は19~20日に日銀金融政策決定会合が開かれる。同会合での政策の変更は無い見通しだが、白川総裁の会見が注目される。また、20日の同日のユーロ圏財務相による臨時会合、21日の日本の貿易統計、22~23日の欧州連合(EU)首脳会議などが関心を集めそうだ。