午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、9年強ぶりの高値水準で推移

15日の債券市場では、先物中心限月12月限は続伸した。前場寄り付きに144円73銭と2003年6月以来、9年強ぶりの高値水準を付けた債券先物は、後場も強含みで推移した。来週19~20日の日銀金融政策決定会合では、政策に変更は無い見通しだが、次回12月の会合では追加金融緩和に動くという期待は強い。一方、現物債市場の超長期債では、20年債と30年債の利回りが上昇傾向にある。一時、30年債は前日比0.020%上昇の1.955%をつけた。自民党への政権交代を見据えたうえで「公共投資の活発化による国家財政の悪化懸念」(市場関係者)を織り込みつつある。
 この日の先物12月限は144円66銭で始まり、高値は144円73銭、安値は144円55銭、終値は前日比11銭高の144円70銭だった。出来高は3兆3162億円。
 10年債の利回りは前日比変わらずの0.730%、20年債は同0.010%上昇の1.680%、30年債は同0.015%上昇の1.950%だった。