上昇基調だが米企業決算に懸念

上昇基調だが米企業決算に懸念
前週末19日の海外市場では、株安と米長期金利の低下が進んだにもかかわらず、ドル/円は79円台で底堅く推移した。

本日の東京市場では200日移動平均線(79.42円)や8月20日に付けた直近高値(79.66円)を上抜けている。

海外勢を中心に日銀による追加緩和観測が根強く、思った以上に円売りニーズは強いようだ。
海外市場では80円台乗せを窺う展開となる可能性もあるだろう。

ただ、テクニカル的には、ボリンジャーバンド2シグマ上限(78.47円、為替レートは95%の確率でバンド内に収まるとされる)を突破したほか、RSI(14日)は78前後まで上昇しており(75を超えると買われすぎのサインとされる)、一部の指標からは過熱感も感じられる。

こうした中、前週末のNYダウ下落につながった米企業決算には注意が必要であろう。

本日は米キャタピラー社が第3四半期決算を発表するが(20:30)、1株あたり利益は第1、第2四半期を下回るとみられている。弱めの事前予想をさらに下回る弱い決算となれば、NYダウ全体の下げ圧力となる可能性がある。

短期筋の円売りポジションが巻き戻される事になれば、ドル/円は79円付近まで反落する事も考えられる。