本日は様子見→膠着が基本線!?

週末は一服-ユーロ売り
※ご注意:予想期間は10月23日と表示されていますが、本日(22日)の東京・ロンドン・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 リスク選好の動きが目立った先週でしたが、週末はさすがに一服となりました。背景にあるのは、やはり欧州情勢でした。

 注目されたEU首脳会議では、スペインならびにギリシャの債務問題収束に向けた具体的な動きは見られませんでした。このため思惑が先行していたユーロには、週末の調整売りとも重なって売り圧力がかかりました。スペイン10年債利回りが4日ぶりに上昇したことも、利益確定売りを後押ししました。こうして一時104円前半まで上値を拡大していたユーロ円は、103円前半まで値を崩しました。

こちらは小じっかりを継続-ドル円
 一方で、米景気への回復期待を背景に上昇してきたドル円でしたが、米決算発表が弱めとなったことをキッカケにして、先週末はNYダウが大幅安となりました。このためリスク選好姿勢は一服となり、ドル円の上昇にもストップがかかっています。しかしながら今度はリスク回避のドル買いが台頭しており、引き続き下値は支えられました。こうして一時79円半ばまで上昇した後は反落しましたが、79円前半では下値を支えられて小じっかりとした動きのままで先週末の取引を終えています。

今週はQE3後初のFOMCに注目だが・・・?
 こうした中で週明けとなる本日の展開ですが、引き続き、“リスク回避/選好”を巡る思惑が左右すると見られるところです。現在のマーケットはこの“リスク回避/選好”を読みかねており、方向性が定まりづらくなりつつあります。注目されたEU首脳会議は結局、強弱入り乱れた結果で終わっており、方向感を指し示す内容とはなりませんでした。今週の注目はQE3(米量的緩和第3弾)後初となるFOMC(米連邦公開市場委員会)ですが、米経済は指標こそ悪くないものの、米景況感は「悪くはないが、良くもない」というのが現状であり、方向性を見出しにくい状況が続いています。

本日は様子見→膠着が基本線!?
 特に本日は、主だった経済指標が見当たりません。このため「様子見⇒膠着」といった展開は、ある程度、覚悟しておいたほうが良さそうです。

 もっともEU首脳会議で支援要請がなされなかったことから、スペイン情勢は相変わらず不安定なままです。このためいつリスク回避姿勢が復活してもおかしくないだけに、様子見の膠着を想定しつつも、気を抜くことは出来そうにありませんね。