東京株式(前引け)=買い一巡後は利益確定売りにやや伸び悩む

 前引けの日経平均株価は前週末比120円高の9144円と4日続伸。全般はここ最近の為替市場で円安が進行していることや前週末の米国株が下げ止まる動きを見せたことなどから朝方から買いが優勢だったが、一時150円超まで買われた後は利益確定売りに若干伸び悩んでいる。国内で衆院総選挙が近づく中、次期政権となる可能性の高い自民党の安倍総裁が金融緩和に積極的な趣旨の発言をしていることで為替市場で円安が進行、これを手掛かり材料のひとつに全般はここ戻り歩調を強めてきた。しかし、足元は1ドル=81円20銭近辺の推移とやや円高修正に一服感が出てきていることで、景気敏感株を中心に全般株式市場の戻り売りを誘発している。ただ、上げ幅を縮めているとはいえ、個別には売買代金上位の主力株は総じて高いものが多く、売買代金上位30傑の中で値下がりはわずか3銘柄にとどまっている。アイフルが売買代金トップで急騰、トヨタ、キヤノン、コマツ、ファナック、日立など主力輸出株が高い。また、ソフトバンクも堅調、野村HD、三井住友など内需の金融セクターも強い。ランドビジネスはストップ高、アコーディアも値幅制限いっぱいまで買われた。前場の東証1部売買代金概算は6141億円。値上がり銘柄数は1329と全体の約8割の銘柄が上昇、対して値下がり銘柄数は242、前日比変わらずは105銘柄だった。