<話題の焦点>=宅配水ビジネスは震災後、安全志向で需要急拡大

 飲料水のサーバーを活用し、ミネラルウオーターをボトルに入れてオフィスや自宅に届ける「宅配水ビジネス」が絶好調だ。

 日本宅配水協会の調べによると、市場規模は、2012年末時点で1110億円の見込みと07年末の280億円から、5年で約4倍に急成長した。特に11年3月の東日本大震災後には需要が顕著に伸びた。震災による原発事故で飲料水汚染の不安が広がり、子育て中の家庭向けなどに宅配水の市場は急拡大。安全と健康志向から成長を遂げる宅配水ビジネスは、株式市場でも高い関心を集めている。 

・ナック<9788.T>~「クリクラ」ブランドを展開する業界トップでシェアは約2割。業績は最高益基調。配当利回り3%台と割安。
・岩谷産業<8088.T>~「富士の湧水」を手掛け、東京世田谷区には常設のアンテナショップを開設し、攻勢を掛ける。
・TOKAIホールディングス<3167.T>~宅配水事業を国内に加え中国で展開。上海に加え中国各地での事業拡大を目指す。
・エア・ウォーター<4088.T>~逆浸透膜(RO)を活用した「AWウォーター」事業を展開。長野県に宅配水プラント建設。