東京株式(大引け)=4日続伸、2カ月ぶりの高値水準

 19日の東京株式市場は、4日続伸。後場に入って、前半は強調展開が続いたものの、後半は利益確定の売りも出て、やや上昇幅を縮小する展開となった。19日大引けの日経平均株価は、前週末比129円04銭高の9153円20銭となった。終値としては9月19日以来2カ月ぶりの高値水準となっている。
 株価指数先物への断続的な買いを支えに、上昇基調を強める場面もあった。東証1部の出来高は、20億1395万株、売買代金は1兆2168億円。騰落銘柄数は値上がり1355銘柄、値下がり235銘柄、変わらず94銘柄となった。
 外国為替市場では、前場後半に円高修正の動きに一服感が出ていたものの、後場に入ってやや円安・ドル高の兆しをみせたこともあり、株式市場でも、輸出関連の主力銘柄を中心に買い意欲が継続したようだ。さらに、きょうは総選挙後の自民党政権復活見通しから、原発再稼働に前向きな同党の方針が、電力会社の業績回復に追い風になるとの思惑が浮上、関西電、中部電など電力株が軒並み上昇した。
 個別銘柄では、アイフル、キヤノン、トヨタ、ソフトバンク、コマツ、JT、ファナック、ニコン、日鉄住金、岩崎電、カーバイド、オリコが買われた。半面、シャープ、JAL、ケーズHD、大陽日酸、スクリーン、富士紡HDは売られた。東証1部の業種別株価指数では、金属製品の1業種だけが前週末比マイナス。電気・ガス、石油石炭、食料品、鉄鋼、電機、精密、機械など32業種はプラスで終了し、ほぼ全面高商状となった。