【 半歩先読みポイント 経営統合 】大阪証券金融<8512> 

信用取引に不可欠な会社
信用取引の決済に不可欠な「資金・株式の貸付」を行う、証券金融会社の1社だ。

 この業務は取引所毎に担当会社が異なっており、同社が取り扱うのは大阪証券取引所(大証)の上場銘柄と決められている。ちなみに東京証券取引所(東証)の上場銘柄は日本証券金融が、名古屋証券取引所(名証)の上場銘柄は中部証券金融がそれぞれ担当しているが、来年には東証・大証の統合が予定されている。このため同社も経営統合に向けて、日本証券金融と協議を開始したようだ。

同社の半歩先読みポイントは、「経営統合」だ。

 どのような経営統合になるかは現時点では決定していないが、会社規模で考えれると「日証金が大証金を飲み込む」形で決着する可能性が高い。つまり大証金は買われる側になる筈だ。企業のM&Aでは、買われる側に注目するのが鉄則だ。

 さらに業界全体には、来年以降、「信用取引無限回転」というフォローの風が吹くことになる。 

 株式の信用取引では、決済をしてもその証拠金をすぐには次の新規注文に利用することができなかった。しかしながら内閣府令の改正によって、2013年1月からは決済さえすればその証拠金を使った新規注文がすぐに可能となる。これまでよりも格段に、資金の効率が上がることを意味するものだ。

 「信用取引無限回転」によって信用取引が活性化されれば、証券金融会社の業績改善も期待出来るところだ。

ご注意:上記で紹介した銘柄は、お客さまに対してマネーパートナーズが推奨するものではございません。投資判断におかれましては、必ずお客さまご自身でお願いいたします。