あす(20日)の為替相場見通し=81円台前半のもみ合いか、白川総裁発言など注目

 20日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル81円台前半でのもみ合いを予想する。予想レンジは1ドル=81円00~60銭、1ユーロ=103円20~104円。19日は一時1ドル=81円59銭と4月下旬以来、約7カ月ぶりの円安・ドル高水準に下落。自民党の安倍総裁が、「無制限金融緩和」を打ち出しマイナス金利や日銀法改正などにも言及するなど円安期待は根強い。ただ、前週からの円安には「さすがに急ピッチ」と見る声が多く、利益確定の円買い戻しも予想される水準にある。テクニカル的には200日移動平均線などのカイ離が拡大している点も気掛かり材料だ。ギリシャや中東情勢などに対する不透明感も残る。とはいえ、「いまは海外要因より政治など国内要因に敏感に反応する」(市場関係者)状況にあり、あすの日銀金融政策決定会合後に予定されている白川総裁の記者会見での発言などが注目されそうだ。