午前:債券サマリー 先物は続落、日銀会合の結果待ちで手控えも

20日午前の債券市場では、先物中心限月12月限は続落。先週の自民党安部総裁の「無制限金融緩和」発言を材料に債券市場は大きく値が動いたが、「日銀による建設国債引き受け」に言及したことに対しては、「禁じ手であり悪い金利上昇につながりかねない」(市場関係者)との声も出るなど、市場には同氏の発言を冷静に受け止める機運が出ている。日銀金融政策決定会合の結果は「政策に大きな変化はないだろう」(同)との見方が多いが、会合後の白川総裁の発言は注目されており市場には手控え気分も強まっている。また、この日のユーロ圏財務相会合によるギリシャ支援の行方なども注目されている。
午前11時の先物12月限の終値は前日比1銭安の144円61銭だった。出来高は1兆470億円。10年債は前日に比べ0.005%上昇の0.735%、20年債と30年債は同0.005%下落の1.670%、30年債は1.940%だった。