午後:債券サマリー 先物は小幅続落、超長期債の利回りは低下

 20日の債券市場では、先物中心限月12月限は小幅続落した。この日の日銀金融政策決定会合は、予想通り「現状維持」だった。全員一致による決定だった。市場の関心は次回の12月19~20日の会合に向いている。10月会合に続く追加金融緩和が有力視されているが、同月16日の総選挙後のタイミングも重なり、自民党への政権交代も予想されるなか、大幅な緩和策が期待されている。この日は、昼過ぎに日銀会合の結果が発表されると先物は一時144円67銭に上昇した。日経平均株価が軟調に推移したことも債券市場には強含み要因に働いた。追加金融緩和への期待は強く、その後も先物は144円60銭台での往来となった。20年債や30年債の利回りは低下した。
 先物12月限は144円56銭で始まり、高値は144円67銭、安値は144円51銭、終値は前日比1銭安の144円61銭。出来高は2兆4736億円。10年債の利回りは前日比変わらずの0.730%、20年債は同0.010%下落の1.665%、30年債は同0.015%下落の1.930%だった。