東京株式(大引け)=反発、2カ月ぶりに9200円台を回復

 21日の東京株式市場は、後場に入って一時、上昇幅を縮小する場面があったものの、大引けに掛けて買い直される展開となった。21日大引けの日経平均株価は、前日比79円88銭高の9222円52銭となった。終値としては9月19日以来2カ月ぶりに9200円台を回復した。東証1部の出来高は、18億7358万株、売買代金は1兆1101億円。騰落銘柄数は値上がり1026銘柄、値下がり491銘柄、変わらず171銘柄となった。
 後場に入って、ユーロ圏財務相会合で、ギリシャ向けの次回融資に関して、合意に至らず来週26日に先送りされたと伝えられ、外国為替市場で1ユーロ=105円水準だったものが、1ユーロ=104円台前半水準へと、一気に円高・ユーロ安へ反転したことが株価の上昇幅縮小につながった。ただ、大引けに掛けてやや円安・ユーロ高方向へ戻したことで、全般株価も買い直される展開となった。ただ、市場関係者からは「中期的には円安・ユーロ高の方向性に変化はないのでは」との見方が出ていた。

 個別銘柄では、ソフトバンク、トヨタ、ホンダ、マツダ、ブリヂストン、デンソー、板硝子、住友化、岩崎電、東製鉄、ダイワボウHD、アルプスが買われた。半面、アイフル、シャープ、菱地所、三井不、オリコ、カルビー、日製鋼、東建物は売られた。
 東証1部の業種別株価指数では、輸送用機器、鉄鋼、海運、繊維、化学、電機、精密機器など25業種が買われ、半面、不動産、その他金融、保険など8業種は売られた。