78.7円の重要性を知っていますか?

78.7円の重要性を知っていますか?
ドル反落となっていますが、しかし、週末終値78.7円程度という価格は、過去の経験からするとかなり重要な意味がありそうなのです。
この78.7円程度という価格は、ドル円の過去一年の平均値、一年間は52週間ですから52週移動平均線が先週末(25日)時点で位置した価格です。
ところで、≪資料1≫のように、今年に入ってから一時ドルが84円まで上昇した動きは、この52週線を大きく上抜ける動きでした。こんなふうに、52週線を大きくドル高にブレークしたのは、≪資料1≫のように、今回2007年から続いてきたドル安トレンドの中では初めてでした。
ところで、ドル高方向に限らず、このように52週線を大きくブレークした動きは、一時的ではなく、中長期のトレンド転換を再確認するもので、その結果しばらくは52週線を逆ブレークしないものであることが、≪資料2≫からわかるでしょう。
さて、そんな経験則からすると、ドルは今回の場合も、週末終値78.7円を基本的には大きく、長く割り込まない見通しとなるわけです。ギリシャだ、スペインだとちょっとパニック的な様相となる中で、ドル安・円高も勢いづきかねない雰囲気がありますが、眼前にある78円台後半とは、そんな意味がありそうなのです。(了)