円安第2幕シナリオは7月82円、9月87円

52週線で考えるドル高基調のパターン
 ドルは過去一年間の平均、52週移動平均線を上抜けてから、20週過ぎると、いよいよ52週線を5%以上も上回り、そしてそのまま30週目にかけて52週線からのかい離率はプラス10%へ一段と拡大に向かった―。
 これは、現在のドルの話ではありません。今回と同じように、52週線をドルが上抜けて、ドル高基調が始まった可能性の高まった2000年と2005年の動きについて述べたものです。では今回も同じように展開していくのでしょうか。
 ちなみに、今回、52週線をドルが最初に大きく上抜け始めたのは2月中旬でした。このため、じつはこの6月最終週が20週目になるのです。そして30週目は、9月初めになる計算です。また、肝心の52週線は足元78.6円程度です。
 これで計算する準備が整いましたね。過去2回のドル高基調開始と今回も同じように展開するといった前提で、それを52週線を軸に考えたら、7月にかけてドルは82円を大きく上回り始め、そしてそのまま9月にかけて87円を目指す、そんなシナリオになるわけです。 (了)