7月中に82円以上のドル高・円安になる理由

52週線の法則が示すシナリオ
 3月に84円で一段落したドル高・円安ですが、少しずつ再開しそうな感じになってきました。一つのシナリオとして、7月中に82円を超えるドル高・円安になる可能性はあるのかもしれません。
 経験的に、ドルは過去一年間の平均、52週移動平均線を大きく超えた場合、それは一時的な可能性は少なかったということがいえます。今回の場合、そんな52週線を最初にドル高方向へブレークしたのは2月中旬でした。
 ところで、52週線をブレークしたからといって、すぐにどんどん一方向に動いたわけではありませんでした。たとえば、今回のように、52週線をブレークしてドル高基調が始まった例は、2000年と2005年でしたが、ともに52週線を5%以上といった具合に大きく上回るようになったのは20-25週程度かかっていたのです。
 さて、じつは上述のように2月中旬に52週線をドルが初めて上抜けたわけですが、それから20-25週目ということになると、7月中になります。足元の52週線は78.6円程度ですから、それを5%以上も上回るなら82円を超えていく計算になります。要するに、7月中に、82円を完全に超えたドル高・円安となっていく見通しになるわけですが、果たしてどうでしょうか?(了)