今晩のFOMCの見通し

追加緩和決定か?
今晩はアメリカの中央銀行であるFRBの最高意思決定機関FOMC(連邦公開市場委員会)が開催されます。

FRBは、今月末までツイスト・オペレーションと呼ばれる、長期国債を買い入れて長期金利を引き下げる一方、それによって市中に出回った資金でインフレ懸念が強まらないようにする為に短期国債を売るという施策を行っています。そこで、期限が切れたあとに、その代わりになる何らかの緩和策を決定するのか、という点に注目が集まっています。

今月1日に発表された米5月雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想の15万人増に対して、わずか6.9万人増となり、失業率も前月から変わらずの8.1%の予想に対し、8.2%に上昇しました。さらに、前月の非農業部門雇用者数が前回発表の11.5万人増から7.7万人増に、全前月分が前回発表の15.4万人増から14.3万人増にそれぞれ下方修正されており、合計で4.9万人の雇用者数の増加が失われていました。

その後の経済指標でもNY連銀景況指数や、ミシガン大学消費者信頼感指数などが予想を大幅に下回る結果となっていて、景気見通しに暗雲が立ち込めています。

そんな中でも、NYダウが堅調な動きを見せていているのは「この状況ならFOMCが追加緩和策を決定してくれるだろう」との期待からです。

今日のFOMCでは、大方は追加緩和決定を見込んでいますが、一部では今日は決定せずに、何かあった時にいつでも追加緩和をする、との意思表明に留める、との見方もあります。

緩和をする場合ですが、

1. ツイスト・オペを3~4ヶ月延長する、買い入れる資産をこれまでの長期国債に加えMBS(住宅ローン担保証券)の含める選択もあり
2. 声明の中の超低金利を維持する期間を「2014年終わりまで」としている部分を「2015年前半(年央)まで」と延長する
3. 準備預金に対する付利の引き下げ
4. QE3(量的緩和第3弾)

などが考えられます。1から順に可能性が高いと考えられますが、1と2というような場合も考えられます。

何らかの追加緩和が決定されれば、株価の上昇によってリスク回避が後退することで、クロス円の上昇が予想できる一方、米長期金利が低下することから、ドル円の上昇は限定的となって、中期的には円高になることが予想できます。
もし緩和なし、ということなら、株価下落からリスク回避が強まることで、クロス円が下落することが予想できます。
   
   
   
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