80円突破か77円割れか、6月ドル円の「もう一波乱」

このまま小動きで終わる可能性は低い?
 今月のドル円値幅は、19日までの段階で77.5-79.7円と最大2円強にとどまっています。ただ、今年2月から、ドル円も値幅拡大の兆しがあり、一か月で3円以上の値幅に拡大するのが普通になっています。その意味では、ドル高方向なら80円を月末までに超えるか、逆にドル安方向なら77円を割れるといった「もう一波乱」のリスクがある可能性は頭に入れておく必要があるのではないでしょうか。
 かつてドル円は一か月で4円程度の値幅になるのが普通でした。しかし、今年1月にかけての半年程度は、一か月でせいぜい2円前後の値幅にしかならない、「異常な小動き」が続きました。
 しかし、今年2月に一気に値幅が5円を大きく超えて拡大すると、その後は一か月で3円以上の値幅になるまでボラティリティーは回復してきました。その意味では、今月もこれまでの2円強の値幅が、月末までに拡大しないかはまだ微妙でしょう。目一杯ドル高方向への値幅拡大なら80円を超え、逆にドル安方向への値幅拡大なら77円を割れる計算になります。(了)