まだまだ不安材料残るユーロ圏不安定相場継続

リスクテイクへのシフトはまだ先でドル円はレンジ
ギリシャの再選挙では新民主主義党が第一党となり、ユーロ離脱に関して、一旦は免れたという形です。そして週明けから為替および株式相場は窓を開けての上昇となりました。
ただし、思っていたよりも上値が重い状態でジリジリと売りに押され下落する形となっています。もちろん再選挙の結果だけではギリシャが抱える問題の解決にはならないため、今後のギリシャを含めたユーロ各国の対応が重要になってきます。
また、スペインも引き続き問題を抱えており、解決の糸口が明確に見えていない状況を勘案すると、今後一気にリスクテイクにシフトするとは考え辛い状況と言えます。
そしてドル円ですが、ドルも円も対ユーロという観点から言えば、どちらもリスク回避のための通貨です。そして、ユーロに注目が集中していることもあり、今後は方向感が出にくい相場となる可能性が高いと思われます。
上値の意識されるレジスタンスとしては、直近の高値である79.782~80円ラウンドナンバー。そして下値の意識されるポイントとしては、6月初旬の上昇に対するフィボナッチ61.8%戻しである78.50付近が意識される可能性が高いことを考えると、79円後半~78円中盤でのレンジ相場となる可能性があります。
こういった相場環境ではこのような相場環境では上の意識されているゾーンで売り、逆に下では売りを考えることができそうです。ただし、方向感がないことで利幅は限定的になってしまうことにも注意です。