メルケル首相、ギリシャ訪問

11月末で国庫が空になるギリシャ
ドイツ政府は「10月9日にメルケル首相はギリシャを訪問し、サマラス首相と会談する」と発表しました。

この発表と同じ日に独ハンデルスブラット紙とのインタビューに答えたギリシャ・サマラス首相は「追加融資なしに持ち堪えられるのは、11月末までとし、それ以降は国庫は空っぽになる。」と発言。次回融資をめぐる協議の一環として、過去に要求した全ての条件が承認されることを望むとも語りました。

3年目に突入した債務危機のお陰で極度の緊縮財政策を押し付けられた国民は我慢の限界に達し、このままでいくとギリシャ社会の基礎が崩壊しファシストや極右党などの支配が起こるかもしてないと語り、ギリシャを支えてきた民主主義体制の崩壊にも繋がる可能性があるとしています。

11月末で国庫が空になるとはっきり認めたサマラス首相とメルケル首相の会談では、現在ギリシャが直面した問題点などを話し合うとされています。

これは私個人の予想ですが、緊縮財政策疲れしているギリシャ国民にとってドイツ、そしてメルケル首相というのは敵以外のなにものでもありません。たぶん同首相到着とともに、ギリシャ国内では「反メルケル」を掲げた抗議デモが盛んになるのではないか?と少し心配しています。

月曜日8日にはユーロ圏財務相会合がありますが、そこでは特にギリシャの立場を楽にする解決策は出てこないと予想されます。