日銀決定会合と米雇用統計が注目

期待感からの乖離が材料視される
 本日は日銀決定会合と米雇用統計が注目材料。日銀決定会合については、今回は追加緩和なし、次回10 月30 日会合で追加緩和予想する向きが多かったが、ここにきて、前原経済・財政担当相の会合出席方針もあって、一部に追加緩和期待が高まっている状態。今回会合で見送りの場合も、次回会合に向けての強い追加緩和姿勢を示さないと、変更なし決定発表後に期待外れ感からドル円が反落するリスクには注意したい。

 雇用統計については、ADP 民間雇用統計の予想比上振れや、ISM 製造業・雇用指数の前月比改善(51.6→54.7)により雇用統計への期待が高まった事で、ポジティブサプライズの度合いが高まっているとの見方もあるが、ISM 非製造業・雇用指数の前月比悪化(53.8→51.1)で期待感が相殺されている側面もあり、市場予想(非農業部門+11.5 万人、民間+12.9 万人)からの乖離に素直に反応する可能性。

 非農業部門・失業率が強弱まちまちの結果となった場合は、ここ最近の雇用統計時のように、ザラバで上下に振れた後、終値ベースでは一方向に動きにくい展開となるケースも想定しておきたい。

テクニカル面からは、引き続き90日移動平均線と重なる一目均衡表の雲が上値抵抗として機能している。