株価は台湾・鴻海との提携破談リスクを織り込む始めている

台湾・鴻海との提携破談の可能性大
10:06追記

ドイツ証券が目標株価を97円(従来110円)に引き下げたことから一時144円まで下落。急落後に株価が一時的にリバウンドはするものの本格的な反発は期待できそうにない模様。

11日の空売りデイトレ銘柄として注目したいのがシャープ<6753>だ。

株価は8月16日に安値164円を付けた後リバウンド、8月29日には240円まで回復した。その後200円前後で株価は推移しているが、台湾・鴻海との提携破談リスクは日々大きくなっており、現段階で積極的に同社の株式を長期保有しようと言う投資家はごくわずかである点、また出来高も株価急落前の水準にまで戻っており、投機的な資金の流入もいったん終了したと考えられる。またシャープのドル箱事業である中小型液晶事業の分社化を台湾・鴻海に求められており、シャープがこの提案を呑む可能性は少なく、台湾・鴻海との提携破談の可能性が高まったとも取れる。台湾・鴻海との提携が破談すれば、メインバンクとの融資の約束も流れる可能性もあり、シャープにとっていっそう難しい局面が続きそうだ。

株価は153円まで下落、8月15日につけた年初来安値164円を更新してしまったため現在株価の底値は見当たらない。したがって売りスタンスが妥当と考える。