S&Pのレポート受け、ドル円78円台後半へ上昇

欧州株価上昇でユーロ買い
昨日の海外時間には、東京時間にS&Pがレポートで「日本の長期信用力は徐々に低下し続けるだろう」などとしたことや、ソフトバンクが米スプリント買収で合意したと発表したことから円売りの動きが強まりました。また各国株価が上昇したことから、ユーロなどが買われました。

欧州時間、欧州株が取引開始直後から上昇したことを受けて、リスク選好の動きが強まってユーロが買われ、ユーロドルは1.2970台まで、ユーロ円は102.10円付近まで上昇しました。一方ドル円は、ソフトバンクが「スプリント買収に正式に合意した」としたこともドル買いを後押しして、78.70円台まで上昇しました。

NY時間にはいって、発表された米・9月小売売上高が予想を上回ったことから、ドル円は78.80円台まで、ユーロ円は102.20円台まで上昇しました。しかし同時刻に発表された米・10月NY連銀製造業景気指数が予想を下回ったことなどから、欧州株やNYダウ先物が反落する展開となって、リスク選好の動きが巻き戻され、ユーロドルは1.2930付近まで下落し、ユーロ円は101.80円台まで、ドル円は78.70円付近まで反落しました。
欧州株やNYダウが売り一巡後反発する展開となると、低下していた米10年債利回りが上昇するなどリスク選好の動きとなって、ユーロドルは1.2950台まで、ユーロ円は102.00円台まで、ドル円も78.80円付近まで反発しました。
NY時間午後にはいってからは、ユーロはそれまでのレンジ内の動きが続きましたが、米10年債利回りがやや低下したことからドル円は78.60円台までじり安となりました。

東京時間に入ってからは、日経平均が上昇したことからリスク選好の動きでユーロドル、ユーロ円、ドル円が上昇する場面がありました。

今日の海外時間には、英・9月生産者物価指数、英・9月消費者物価指数、英・9月小売物価指数、ユーロ圏・8月貿易収支、独・10月ZEW景況感調査、ユーロ圏・10月ZEW景況指数、ユーロ圏・9月消費者物価指数、米・9月消費者物価指数、米・8月対米証券投資収支、米・9月鉱工業生産、米・9月設備稼働率の発表があるほか、ラスキン・米FRB理事、ロックハート・米アトランタ連銀総裁の講演が予定されています。