バーナンキ講演待ちも、テクニカル面は悪化

200日移動平均線と90日移動平均線がデッドクロス
 昨日は、参院における首相問責決議案可決や、米中古住宅販売成約指数が前月比2.4%と市場予想を上回ったことを受けて、米長期債利回りの持ち直しと共にドル円は上昇したが、バーナンキ講演を前に上値も限定的。ユーロは、前日のドラギECB総裁のジャクソンホール・シンポジウム欠席報道を受けたユーロ急上昇に対する反動安の展開。メルケル独首相はESMへの銀行免許付与に否定的見解を繰り返した一方、デギンドス・スペイン経済・競争力相は9月14日のユーログループ会合で国債利回り格差縮小を目指す計画の詳細を策定すると発言しており、欧州に関するヘッドラインは強弱まちまち・足並みが揃わずの感は強い。

 本日は米国で個人所得・支出、コアPCEデフレータおよび新規失業保険申請件数が発表予定。雇用市場の改善ペースをみる上で新規失業保険申請件数が、追加緩和の弊害要因としてインフレ圧力の高まり如何をみる上でコアPCEデフレータが注目される。

 引き続き、ドル円はバーナンキFRB議長講演を控え、狭いレンジ内で方向感が出にくい展開が続くとみられるが、テクニカル面からは、一目均衡表の雲のねじれで、価格の大きな変化は見られなかったが、90日移動平均線と200日移動平均線がデッドクロスした事に注意を払いたい。