サプライズ水準は、ハードルアップ

想定範囲内なら利喰いの動きも
 本日は、米雇用統計およびスペイン閣議が注目。

 米雇用統計については、昨日発表のADP民間雇用統計が市場予想を大幅に上振れしたことから、市場の目線(ポジティブサプライズ水準)が高くなっている点に注意。事前予想通り(非農業部門13.0万人増、失業率8.3%で横ばい)なら、ドル円は利食いから小反落リスク(78円台半ば)がある。テクニカル面でも、90日移動平均線(90.08円)や、一目均衡表の雲(78.99円)に上値が抑えられている格好だ。より強い抵抗として、200日移動平均線が79.30円水準に位置している。
 反対にネガティブサプライズとなった場合は、QE3期待が再開され、ここ最近の下値支持78円を試す動きも想定される。

 昨晩はECBによる国債購入スキーム発表を好感したユーロだが、次はスペイン政府によるEFSFへの正式な国債購入要請が必要。スペイン政府の決定は、14-15日のユーログループ会合・EU財務相会合後、遅ければ10月18-19日のEU首脳会合に持ち越される可能性もあり、一旦、利食いの動きが出るリスクも想定しておきたい。