午後:債券サマリー 先物は3日続落、超長期債の利回りは低下

 21日の債券市場では、先物中心限月12月限は3日続落。この日の昼過ぎに20日の臨時ユーロ圏財務相会合の結果が明らかになり、「結論は26日に持ち越し」とギリシャ支援が正式決定に至らなかったことが分かると、為替市場ではユーロ売りの動きが強まった。株式市場の上昇幅が縮小したこともあり、債券先物では一時、144円61銭に上昇した。ただ、その後、為替市場が円安に値を戻したこともあり、債券先物は下落に転じた。ギリシャ支援に関しては「債権団内の意見が割れている」(市場関係者)といい、26日の再会議に向けてなお関心を集めそうだ。10月の貿易収支が5490億円の赤字と市場予想を上回り悪化したことへの反応は限定的だった。
 先物12月限は144円53銭で始まり、高値は144円61銭、安値は144円49銭、終値は前日比5銭安の144円56銭。出来高は2兆8891億円。10年債の利回りは前日比0.010%上昇の0.735%、20年債は同0.010%上昇の1.675%、30年債は同0.015%上昇の1.945%だった。