東京株式(前引け)=日経平均は半年ぶり9300円台回復も、買い一巡後やや伸び悩む

 22日前引けの日経平均株価は前日比96円高の9319円と続伸。東京株式市場は寄り付きから大きく買い先行でスタートし、5月2日以来約半年ぶりに9300円台を回復したが、その後は、利益確定売りに上値を押さえられやや伸び悩む展開。前日の欧米株市場が総じて堅調で東京市場でも景気敏感株を中心にリスクオンの流れが継続している。
 また、根強い金融緩和期待に加え、10月の日本の貿易収支が4カ月連続の赤字となったことなどを背景に円安が進行していることも、輸出株中心に物色意欲を誘発している。ただ、きょうは3連休前ということや、ここ1週間あまりで日経平均は6.4%程度の大幅な上昇を示していることから、目先の利益確定売り圧力も観測されており、買い一巡後はやや上値に重さがみられる。

 個別には売買代金上位の主力株が総花的に買われている。円安ドル高を背景にトヨタ、ホンダなど大手自動車株が高く、キヤノン、ファナックなども買われた。ソフトバンクが上昇、三菱UFJ、みずほなど大手銀行株も物色された。アイフルも高いほか信越化学、東京エレクなど半導体関連にも買いが向かっている。半面、カルビーが安く、ヤマダ電、明治HDも軟調。前場の東証1部の売買代金概算は5839億円。値上がり銘柄数は1194、値下がり銘柄数は361、前日比変わらずは133だった。