本日・米国、明日・日本が祝日なので・・・

積極的な金融緩和期待-円売り継続
※ご注意:予想期間は11月23日と表示されていますが、本日(22日)の東京・ロンドン・NY市場の値動きを想定した記述となります。
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  昨日は、ドル円が82円台に到達して6営業日連続の陽線引けとなるなど、引き続き円売りが目立つ展開となりました。

 衆院の解散決定以来、日銀の追加金融緩和に対する期待感から円売りが出やすい地合いの中で、日本の貿易収支が予想以上に悪化した事や、次期首相との声もある安倍・自民党総裁から、日銀などから反論があるにも関わらず「積極的な金融緩和」が改めて主張された事などが材料視されたものです。また米「財政の崖」問題解決への期待感や停戦合意による中東情勢の一服感などが、リスク回避の巻き戻し要因として機能した部分もあり、ドル円は1円近く上昇して82円台に突入、ユーロ円も105円台後半を示現しました。

ギリシャ支援の思惑で"往って来い"-ユーロ
一方で注目されたユーロ圏財務相会合は、ギリシャ支援の結論については結局持ち越しとなりました。これを受けてユーロドルは一時1.273ドル台付近まで急落しましたが、その後はメルケル・独首相が「26日の再協議で、ギリシャへの次回融資が決定する可能性がある」との認識を示した事で値を戻し、再び1.280ドル台を回復する"往って来い"の展開となっています。

本日米国・明日日本が祝日なので・・・
 そんな中での本日ですが、米国市場が感謝祭の祝日で休場となる事や、懸案だったギリシャ支援についての決定が来週初に持ち越された事もあり、通常なら取引薄・膠着の状況が想定されるところです。しかし明日(23日)は日本が祝日(勤労感謝の日)を迎え、またここまで円安が続いていたこともあり、ポジション調整のフローが出るかどうかが焦点となりそうです。

 6営業日続伸したドル円は、82.80~83.00円に短期・個人筋のドル売り注文が観測されています。日銀追加緩和への期待感によってこのラインを上抜けるのか、ポジション調整のフロー優勢となって弾き返されるのか、はたまた材料難で膠着の展開となるのかが、注目となります。

 なお、本日のように流動性の低下が予想される時は、小さい材料でも大きな値動きに繋がる可能性があります。明日の祝日を控えたポジション調整の動きのみならず、特に日銀の金融緩和に繋がる話題や、欧州債務問題絡みの突発報道などには、注意を怠らないようにしたいところです。