来週(26~30日)の為替相場見通し=83円目指す展開も、衆院選巡る動向に注目

 来週の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=83円、1ユーロ=107円を意識するなお強含みの動きが予想される。予想レンジは1ドル=81円90~83円20銭、1ユーロ=104円80~107円00銭。この1週間強で円ドルは3円、円ユーロは6円の大幅な円安を記録。この間、テクニカル上の壁を次々と突破し、1ドル=82円台、1ユーロ=106円台に乗せてきた。「来月16日の総選挙まで相場は強い」(市場関係者)との見方もあり、26日のユーロ圏財務相会合でギリシャ支援が固まれば、一旦調整後に再度の円安の可能性もある。ただ、円安のピッチは速くいつ調整が入ってもおかしくない状況にある。来週は、27日の米10月耐久財受注、28日の米10月新築住宅販売などや米国「財政の崖」を巡る動向にも注目。国内では衆院選を巡る要人発言などは引き続き高い関心を集めるほか、30日には10月鉱工業生産が発表される。