ドル円82円台後半まで上昇も利食い売りに押される

  
昨日の海外時間には、東京時間に発表された中国の経済指標が強い結果だったことや、スペイン国債入札が順調だったことなどから欧州株が買われユーロが買われました。一方ドル円は一時82円台後半まで上昇しましたが利食い売りに押されて反落しました。

欧州時間序盤、発表された独・11月製造業PMIが予想よりも良い結果だったことからユーロドルは1.2860台まで、ユーロ円は106.60円台まで上昇しました。その後スペイン国債入札を控えて売り戻される動きとなりましたが、入札が順調な結果となったことから再びユーロ買いが強まって、ユーロは買い戻されました。この間ドル円は本邦銀行のまとまった買いもあって82.80円台まで上昇しましたが、買い一巡後は利食い売りに押され82.60円付近まで反落しました。その後も欧州問題解決に楽観的な見方が拡がる中ユーロは一段高となって、ユーロドルは1.2900付近まで上昇しました。

NY時間にはいると、欧州株が利食い売りで反落する中、NY市場がサンクス・ギビングで休場だったこともあってユーロ売りが強まってユーロドルは1.2860台まで、ユーロ円は105.80円台まで、ドル円は82.20円台まで反落しました。

NY時間午後には、薄商いの中一段と利食いの動きが強まったことからユーロドルは1.2850台まで売られる場面もありましたが、それ以上レンジを拡大する動きにはつながりませんでした。

東京時間早朝、米WSJ紙のインタビューで、安倍自民党総裁が「介入はほとんど効かない」などと述べたことや、北朝鮮がミサイル発射の準備をしている、との報道もあってやや円の買戻しが強まっています。

今日の海外時間には独・第3四半期GDP、加・10月消費者物価指数の発表のほかドラギ・ECB総裁、バイトマン・独連銀総裁の講演が予定されています。