カイオムが急騰、需給相場の様相強まり異色の上げ足

 カイオム・バイオサイエンス<4583.T>が急騰、一時前週末比650円高の3800円とストップ高まであと50円という水準まで買われた。前週後半を引き継ぎ、きょうで3連騰となるが、その間の上昇幅は安値と高値比較で1400円弱、率にして何と57%程度に達する異彩の上げ足を披露している。
 同社は抗体医薬品で独自の研究開発技術を擁すバイオベンチャーで、昨年12月上場以来、常に市場の注目度は高かったものの、ここにきて成長性に目をつけた短期資金の買い攻勢が加速しており、需給相場の様相を強めている。独自の「ADLibシステム」を駆使した抗体作製技術を強みとしているが、同分野の研究開発が当初計画よりも早期に進捗していると会社側が発表していることが物色資金を誘導する手掛かり。足もとの業績も赤字から黒字化への端境期にあり、今3月期通期の営業、経常、最終損益はいずれも黒字化する見通しだ。

カイオムの株価は11時14分現在3765円(△615円)。