<クローズアップ>=「ボーイング787」急増、部品供給・日の丸企業を見直す(3)

 三菱重工業<7011.T>は三菱航空機を通じて開発が進められている国産初の小型ジェット旅客機である三菱リージョナルジェット(MRJ)への期待も高まっている。

 これまでは生産工程の不備を要因に2度の生産延期につながったが、問題点はほぼ解消された模様で、先月には受注目標を従来の1000機から1500機へと大幅引き上げを表明した。組み立てが順調に進めば2013年に初飛行、2015年から供給が開始されることになりそうだ。

 米航空会社のスカイウエスト(ユタ州)からも既に100機を受注することで基本合意。三菱商事<8058.T>や日揮<1963.T>、トヨタ自動車<7203.T>の三菱航空機出資企業に加えて、MRJのフライトコントロール・アクチュエーションシステムを手掛けるナブテスコ<6268.T>、降着システムの住友精密工業<6355.T>にも注目しておきたい。