<後場の注目銘柄>=ツムラ、漢方薬の普及が加速

 ツムラ<4540.T>は9日につけた年初来高値2799円からのスピード調整を完了、上値志向を強めてきた。社会保障費削減が進む中、未病治療が浸透、医師への漢方薬普及が加速しており、今13年3月期の連結経常利益は5・1%増の229億円と5期連続で最高益を更新する見込み。漢方薬は薬価基準改定による値下げリスクが小さく、中国国内で原材料の生薬価格が下落していることやラオスに生薬栽培拠点を設けたことから、会社の業績予想は上ブレの可能性が大きい。

 短期的には日足一目均衡表転換線が下値をフォロー。中期的には5月につけた年初来安値1671円を底に上昇が続き、3000円台での活躍も視野に入ってきた。