東京株式(大引け)=一時9400円台回復、続伸も引けにかけ上昇幅縮小

 26日の東京株式市場は、3日続伸ながら、大引けにかけて上昇幅を縮小する展開となった。日経平均株価の終値は、前週末比22円14銭高の9388円94銭。東証1部の出来高は、21億5279万株、売買代金は1兆3080億円。騰落銘柄数は値上がり987銘柄、値下がり564銘柄、変わらず140銘柄となった。
 取引時間中に一時、5月2日以来の9400円台を回復した。外国為替市場で対ユーロでの円安が進行、朝方は1ユーロ107円台に入るなど4月中旬以来の円安・ユーロ高水準にあったことや、前週末の米国株市場でNYダウが172ドル高と急伸し、1万3000ドルの大台を回復するなどリスク選好ムードの中で主力株を中心に買いが優勢となった。
 朝方公表された、日銀の金融政策決定会合の議事要旨で佐藤健裕審議委員が「消費者物価指数の1%上昇を安定的に達成するまで金融緩和を推進する」と表現を強める議案を提出したことも、買い支援材料となった。ただ、日経平均株価は11月中旬以降の急速な上値追いで、高値警戒感も強く、買い一巡後は伸び悩んだ。
 個別銘柄では、アイフルが大幅高。そのほか、トヨタ、日産自、キヤノン、アイシン、日鉄住金、板硝子、ルネサス、津田駒、エスバイエル、ジンズメイト、洋インキHD、関西電などの電力株が買われた。半面、ソフトバンク、菱地所、JX、NTN、タカキュー、富士紡HD、カーバイドは売られた。東証1部業種別では、電気・ガス、鉄鋼、ゴム製品、輸送用機器など24業種が買われた。半面、不動産、保険、建設など9業種は売られた。