午後:債券サマリー 先物は5日ぶり小幅反発、金融緩和期待を背景に買い入る

 週明け26日の債券市場では、先物中心限月12月限は5日ぶりに反発。為替市場では対ユーロで円安が進行しているものの足もとは一服。日経平均株価は続伸歩調を維持しているが、引けにかけて伸び悩むなど上値も重くなっており、リスク選好の流れにやや一巡感が出る中で、買いが優勢となった。朝方公表された日銀の金融政策決定会合の議事要旨では内需に下振れがみられる中で「緩和の一段の強化が必要」という見解で一致しており、追加緩和への期待が根強いだけに下値は頑強だ。26日のユーロ圏財務相会合の結果待ちで積極的な売買は手控えられたが、依然として144円台半ばで強弱観が対立し、売り買いが交錯する局面にある。
 この日の先物12月限は144円52銭と小安く始まったが、その後切り返し、高値144円63銭、安値は144円50銭、終値は前週末比6銭高の144円60銭だった。出来高は1兆4508億円と低調だった。
 10年国債の利回りは前週末比変わらずの0.735%。20年国債は同0.015%下落の1.670%、30年国債は同0.015%下落の1.935%だった。