東京株式(寄り付き)=円安一服、欧米株軟調で売り先行

 27日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前日比17円安の9371円と4日ぶりに小反落。前日の欧米株が総じて軟調、米国株市場では「財政の崖」問題を見極めたいとの思惑から買いが手控えられNYダウが3日ぶりに反落したほか、為替市場でもここ進行していた円高修正の動きが一服、足もとは1ドル=81円80~90銭近辺の推移、1ユーロ=106円30~40銭近辺の推移となっており、輸出株中心に利益確定の売りを誘いやすい。26日に開かれたユーロ圏財務相会合ではギリシャ支援に対する議論が依然として不透明感を残しており、これも全般様子見ムードを助長する。ただ、ここ日本株は出遅れ修正に動き出した矢先で、にわかに国内機関投資家の「持たざるリスク」が意識されており、下値には押し目買いが入り寄り後は底堅さを発揮している。業種別には33業種中、14業種あまりが高く、値上がり上位は紙パルプ、食料品、医薬品、空運、その他製品、石油など。半面、海運、輸送用機器、鉄鋼、ガラス土石、証券、非鉄などが軟調。