商船三井が反落、船舶数の削減を材料に足もと利益確定売り

 商船三井<9104.T>が売り先行で始まり続落となっているほか、大手海運株が軟調だ。同社をはじめ海運株は11月中旬以降底入れの動きをみせていたが、足もとは利益確定売りが優勢となっている。同社は運航する船舶の数が9月末時点で世界最多の981隻だったが、ばら積み船やタンカーを約40隻減らし、940隻にすると27日付の日本経済新聞が報じた。世界的な船余りと荷動きの伸び悩みで運賃の低迷が続いており、合理化によって収益の立て直しを行う方針。海運大手は、当面、輸送運賃の大幅な回復は見込み薄であると判断しており、輸送能力の削減や船舶投資の抑制をしていく構えで、株式市場でも海運市況の実勢悪を前に目先は上値を買い進む動きに歯止めがかかっている。

商船三井の株価は9時41分現在207円(▼2円)。