<前場の注目銘柄>=日本ゼオン、スマホ向けなど材料豊富

 日本ゼオン<4205.T>が戻りを試す展開にあり、700円前後のフシ抜けから800円指向になる可能性が大きく、押し目は積極買いと出たい。

 13年3月期の連結経常利益は210億円(前期比33%減)と大幅減益の見通し。タイヤや自動車部品用合成ゴムの低迷や液晶テレビ向け光学フィルムの回復遅れが要因だ。だが、この数値は織り込み済みで、むしろ、下期以降の両製品の回復を評価する局面にある。

 また、光学フィルムではスマートフォン向け製品の増産や、高効率の電池材料に使用される単層カーボンナノチューブの量産を開始するなど、来期の期待材料は豊富だ。