USENが堅調、業績回復を背景に短期資金の流入続く

 USEN<4842.OS>が堅調。株価は11月に入ってから短期資金の買い攻勢が続いており、目先の底値となった10月23日の安値67円から株価は既に約2倍水準に買われている。業績は回復色が顕著で、12年8月期は創業以来の主軸である音楽配信事業が好調なほか、ホテル・病院向け自動精算機業務用システムなども順調で、33%経常増益と前期に続く大幅な伸びを確保した。
 13年8月期はその反動もあり減益を見込むが、「ひと頃の財務体質に対する懸念から大きく売り込まれた最悪期は脱してきたとのイメージ」(市場関係者)が構築されつつある。カラオケや映画配給、総合人材サービスなどの事業多角化に失敗し、近年は事業の立て直しを進めてきたが、ここにきて経営改革効果が功を奏してきているようだ。直近ではNTT東日本と協業で家庭向け音楽放送サービスの提供を開始することを発表、これが刺激材料となっている。

USENの株価は13時30分現在130円(△2円)。