東京株式(大引け)=4日続伸、7カ月ぶりの高値水準

 27日の東京株式市場は、後場後半に買い直され4日続伸となった。大引けの日経平均株価は前日比34円36銭高の9423円30銭と4日続伸。終値としては4月27日以来7カ月ぶりの高値水準をつけた。
 後場に入って、自民党の安倍晋三総裁が「インフレ目標を2%に設定する」などと発言したことが伝えられ、これをきっかけに外国為替市場で、円が1ドル=82円台前半まで切り返し、これに連動して利益確定売りに押されていた輸出関連銘柄の一角が下げ幅を縮小した。
 日経平均株価に対する出遅れが指摘されてきたTOPIX(東証株価指数)も、一時、783ポイントまで買われ、7月4日の取引時間中高値781ポイントを上回った。東証1部の出来高は19億8897万株、売買代金は1兆2299億円。騰落銘柄数は値上がり1104銘柄、値下がり442銘柄、変わらず145銘柄。
 個別銘柄では、不動テトラが大商いを伴って急騰したのをはじめ、佐田建、大豊建、若築建など低位建設株がにぎわった。このほか、ソフトバンク、関西電、ファストリ、JAL、東洋紡、ダイワボウHDが買われた。半面、トヨタ、アイフル、日産自、コマツ、日鉄住金、ジンズメイト、ルネサス、イビデン、板硝子は売られた。東証1部の業種別指数では、空運、情報・通信、パルプ・紙、不動産など23業種が買われている。半面、鉄鋼、輸送用機器など10業種は売られた。