あす(28日)の為替相場見通し=1ドル82円台前半で売り買い交錯も円安含みか

 28日の東京外国為替市場の円相場は引き続き1ドル=82円台前半で売り買いが交錯し、円安含みのもみ合いを予想。また、対ユーロでは円安歩調がやや強まる可能性も。予想レンジは1ドル=82円00~82円60銭、1ユーロ=106円40銭~107円30銭。ここ円の下落が急ピッチで一段の円安加速は見込みにくい一方、上値も重く、ファンダメンタルズ面から円が独歩高に切り返す環境にはない。注目されたユーロ圏財務相会合では、紆余曲折を経て、結局ギリシャへの金融支援で合意に至った。これにより目先のユーロ売り圧力は和らいだほか、国内では自民党安倍総裁の「インフレ目標2%」発言が、投機筋を円売りに誘導しており、目先の材料からは円安基調の条件が揃っているようにもみえる。ただ、ファンド筋の円の売りポジションの増加も高水準で、折りに触れて買い戻し圧力が顕在化する可能性も念頭に置いておきたい。