東京株式(大引け)=5日ぶり反落、114円安

 28日の東京株式市場は、後場に入っても売りが継続する展開で、ほぼ全面安商状となり5日ぶりに反落した。28日大引けの日経平均株価は、前日比114円95銭安の9308円35銭と大幅反落し、この日の安値引けとなった。株価指数先物への断続的な売りに押されて、現物市場もジリ安の推移となった。外国為替市場での円安・ドル高を受け、輸出関連の主力株を中心に下げ幅を広げた。
 東証1部の出来高は17億3094万株、売買代金は1兆158億円。値下がり銘柄数は1279、値上がり309銘柄、変わらず101銘柄となり、値下がり銘柄数は12日以来の多さとなった
 27日の米国株式は、NYダウが前日比89ドル安の1万2878ドルと続落、ナスダック総合指数は7営業日ぶりに反落した。減税失効と歳出削減が重なる「財政の崖」問題について、与野党での協議が再開されたものの、先行きへの警戒感が強く相場の重しとなった。また、外国為替市場でも1ドル=81円台後半と円高・ドル安傾向の推移となった。
 個別銘柄では、東芝、トヨタ、キヤノン、野村、関西電、TDK、グリー、アイフル、ソフトバンク、商船三井、三井化学、日鉄住金、ルネサス、ケミコン、不二越は売られた。半面、ファストリテ、NTT、DeNA、旭硝子、不動テトラ、ジンズメイト、H2Oリテ、エイベックスは買われている。東証1部33業種のうち、海運、鉄鋼、非鉄、電気・ガス、電機、輸送用機器、など32業種が売られ、ほぼ全面安商状となった。半面、石油・石炭1業種のみがプラスで引けた。