短期筋のポジション巻き戻しを警戒

短期筋のポジション巻き戻しを警戒
ドル/円は本日の東京市場で81.70円台まで弱含むなど、じりじりと上値を削っており、本邦政権交代後の金融緩和強化を見込んだ「安倍トレード」の賞味期限が切れつつあるとの見方が浮上している。

このため海外市場でも、投機筋を中心に膨らんだ円売り(ドル買い)ポジションの巻き戻しが進む可能性が出てきた。

また、昨日のNY市場で米「財政の崖」に対する懸念が再び頭をもたげた事もドル/円の重しとなりそうだ。

株安・米長期金利低下の流れが強まれば、ドル/円は上昇が始まった今月14日の安値(79.37円)から22日高値(82.83円)までの上げ幅に対する半値押し水準(81.10円)付近まで下落する可能性がある。

本日発表予定の経済指標では米10月新築住宅販売件数(24:00)が注目されよう。

事前予想では先月から増加幅がやや拡大すると見られているが、米住宅市場の改善傾向は既成事実となっているため上ブレのサプライズは小さく、むしろ下ブレのネガティブサプライズに警戒が必要だろう。