あす(29日)の株式相場見通し=小幅続落、円相場にらみの展開

 あす29日の東京株式市場は、外国為替市場での円相場を横目でにらみながらの神経質な展開となり、小幅続落が見込まれる。手掛かり材料不足の中で円相場が1ドル=81円台での推移になると、自動車、電機、精密機器といった輸出関連銘柄への小口の売りが継続して値を消す銘柄が多くなりそうだ。
 市場関係者からは「いったん調整パターンに入ったことで、今週いっぱいは弱含みの推移となる可能性もある。円安を買い手掛かり材料としてきた輸出関連の銘柄は、もう少し値固めの期間が必要。ただし、建設、橋梁、セメントなど復興関連の銘柄は、目先的な買いが継続しそうだ」との見方も出ている。
 日程面では、29日寄り付き前の午前8時50分に、経済産業省が10月商業販売統計を発表する。また、東京都知事選(12月16日投開票)が告示となる。海外では、EU貿易相理事会(日本とのEPA交渉を開始するか判断される)に注目。イタリア国債入札、米7~9月期GDP改定値も焦点となる。