想定外の株価上昇の可能性も

予想外に日本株が大きく上がる可能性も捨てきれない
今回の総選挙で確実にわかっていることは「民主党が大敗すること」と「直近の民意に基づいた政権が誕生する」と言うことだろう。自民党が勝とうが維新の会が勝とうがどちらにせよ、国民の民意に背く民主党が大敗すれば少なくとも短期的に株式市場にはプラスに働くであろう。普通に考えれば株価は短期的に上昇して終了なのだが、自民党が単独過半数を獲得し、安倍政権が誕生すると予想以上に日本株が上がる可能性も出てくる。
背景にあるのは、世界的な低金利による金余り現象だ。
日本、米国、ドイツ、どこの国も経済を立て直すため超低金利政策をとっている。
そのため、世界中の余剰資金が「次の投資先」を探しているのだが、これはと言うものが見つかっていない状態がまさに「今の状態」ではなかろうか。

このような状態のなか世界中の余剰資金の「次の投資先」が日本株になる可能性は十分にある。

まず、ここ数年の日本株低迷から世界の資金が日本株から資金が流出してきた。
そのため日本株をオーバーウェイトで持っている機関投資家はゼロだ。
つまり需給のバランスで言うと今の日本株は「売りたい人がいない」くらい売り込まれたマーケットだ。
需給面で考えれば買いのタイミングといえなくも無い。

またファンダメンタルズを見ると、三流の政治により少子高齢化に歯止めは掛けられず、国のさまざまなシステムは崩壊の危機にさらされている。ただ一方で震災があったにもかかわらず、過去最高益を更新している企業も数多くある状態だ。超円高や大震災を乗り越え、最高益を更新している優良企業がPER10倍以下でごろごろある状態だ。
こう考えるともちろんすべての銘柄が買いなわけではないがファンダメンタルズからみても日本株を買うチャンスなのかもしれない。

需給、ファンダメンタルズ面、どちらからみても日本株に投資妙味が出てきているなかでの、解散総選挙だ。
仮に国債の日銀引き受けを検討している自民党安部総裁が総理大臣になれば、さらなる円安が予想される。円安になれば輸出関連企業が一気に息を吹き 返し、日本株もさらに上昇する可能性が出ている。

基本的にどこの政党が与党になろうが期待はしていないが、自民党圧勝なら2013年は予想以上に株価が上がる可能性があることを頭にとどめておきたい。