東京株式(寄り付き)=欧米株堅調を受け買いが優勢

 29日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価はシカゴ日経平均先物の上昇を上回る形で前日比61円高の9370円と続伸。前日の欧米株式市場が総じて堅調、米国株市場では「財政の崖」問題の進展期待を背景にNYダウが106ドル高と3日ぶり反発し、これを引き継いで東京市場でも主力株中心に買い戻す動きが先行している。
 為替市場では、1ドル=82円台前半、1ユーロ=106円台半ばと対ドル、対ユーロともに円安水準でもみ合っており、これも輸出株などを中心に追い風となっている。ただ、直近は売買代金がやや減少傾向にあり、買い疲れ感も垣間見えるだけに寄り後は戻り売り圧力を継続的にこなせるかどうかがポイントとなりそうだ。アジア株式ではここ低迷する上海株式などの動向も全般に影響を与えるとみられる。業種別には33業種中、小売、情報通信、陸運などを除く30業種あまりが高い。値上がり上位は海運、電力ガス、証券、鉄鋼、輸送用機器など。