午前:債券サマリー 先物は連日の上昇、10年国債も9年5カ月ぶりの高値

 29日午前の債券市場では、先物中心限月12月限は連日の上昇。一時、前日比8銭高となる144円87銭まで買われた。これは2003年6月以来、9年5カ月ぶりの水準。10年国債も0.710%と利回りは連日の低下。28日につけた今年最低水準を更新し先物と同じく9年5カ月ぶりの水準まで買われている。月末要因もあり「需給要因による上昇」(市場関係者)との見方が出ているが、日銀の長期国債買い入れ対象が1~3年債から5年債まで拡大する可能性も織り込みつつあるようだ。28日の米国10年債は前日比0.009%安の1.634%とほぼ横ばいだった。
 午前11時の先物12月限の終値は前日比5銭高の144円84銭だった。出来高は1兆2465億円。10年債は前日比0.005%低下の0.710%、20年債は同変わらずの1.665%だった。