富士重工が上げ幅拡大、中国向け大幅減少も1~10月の輸出は41%増

 富士重工業<7270.T>が急反発、後場に入って前日比31円高の906円まで上げ幅を広げた。29日付日本経済新聞朝刊が「中国向けの完成車輸出を通常の8割減となる月1000台程度にする」と報じたが、日中関係の悪化による日本車の販売不振は既に織り込んでおり、嫌気した売りはみられない。むしろ、在庫削減による財務負担軽減と収益改善が期待され、不安材料が払しょくされるかたちになっている。きょう発表した1~10月の輸出実績が前年同期比41%増と大きく伸び、米国販売会社のスバル・オブ・アメリカの累計台数が600万台を到達したことが好感され、買い気がさらに強まっている。

富士重の株価は13時08分現在904円(△29円)